風を感じて、自然の力を借りて
進学や就職して一ヶ月が経ちました。期待と現実とのギャップに悩んだり、忙しくてストレスが溜まっていませんか?5月病、6月病といわれる症状が出ていませんか?
毎回、空手の稽古に来ている人はストレスも発散出来ていることでしょう。しかし、稽古に行きたくても残業や勉強に追われ、空手との両立が出来ず余計にストレスを溜めてしまっている人も中にはいることと思います。そんな時は休む時だと割り切り自分で出来ることをやって下さい。
私の経験ですが、試合前に稽古に出られないで焦ってしまい、夜中に帰宅して、それから稽古して殆ど眠らずに会社に行っていました。一ヶ月以上こんなことをしていると、仕事の効率は悪くなるし疲れは取れないし、当然試合でも良い結果が出るわけがありません。若い頃は何も考えずガムシャラにやることも必要だと思いますが、勝つために今どうすべきかを考えた方がいいと思います。
「忙しい」という字は立心偏(りっしんべん)に亡くなる。心が亡くなると書きます。忙しい時ほど他人にきつくあたったり、怒鳴ったりしてしまいます。
忙しい時は周りをみる余裕がなくなってしまいます。一日中ビルや会社の中にいたり、パソコンの前にいて、その日の天気や風向きもわからなくなる事もあります。
私は自主稽古は出来るだけ屋外でしています。風が無くても空気を感じることが出来ます。何よりも外での稽古の方が気持ちいいです。
一日一回は日にあたり、空を見て、雲の流れを見て、風を感じて下さい。暗くなっていたら星を見てみて下さい。
嫌なことも忘れられます。自分を見つめ直すことも出来ます。力も湧いてきます。
ストレスの多い現代社会ですが、自然の力を借りてストレスを溜めないようにしましょう。
押忍。
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