第２回広島平和杯広島県青少年空手道選手権大会

平成２１年１０月２５日に広島市東区スポーツセンターにおいて開催された広島平和杯に出雲道場から２名が出場しました。今回から型競技も開催され、静岡、京都、熊本などから他流派も含め多数の選手が集まりました。

そんな中、小学生低学年型の部にアオイが出場し見事優勝しました！

予選では緊張からかミスが目立ち、２位通過でした。決勝はメインコートで行われるので、予選よりも沢山の人が見ています。どうなることかと心配しましたが、いつも通りの演技が出来たと思います。（気合いや声までいつも通りで小さかったけどネ）

アオイは他にも沢山の習い事をしているそうです。それでも週４回２時間の稽古を休みません。少年部のほとんどが１時間で帰っても残って稽古しています。稽古は嘘をつきません！それを見事に証明しました。

型は直接闘うわけではありません。自分がやってきたことを出す事が大切です。これは組手でも同じです。恐怖心や緊張などまずは自分の心に負けないことが大切です。

型は組手だと思って稽古する事が大切だと思います。いくら形を守っても威力が無くては身を守ることは出来ません。しかし、形を崩して威力を出しても隙だらけになってしまします。また形を崩しては体の使い方が身に付かず、本当の威力は出ません。逆に形を守っていけば、何百年も前の人が実際に命のやりとりを通して身に付けた体の使い方を覚えることが出来ます。

これからも組手に活きるように型を稽古していきましょう。

組手の部にはコウタロウが出場しました。審判をしていたので試合を見ることは出来ませんでしたが、実力を出す前に敗れてしまったようです。これも勉強です。諦めず次の試合でまた試してみて下さい。

また、山陰支部からアオイを含め７名の優勝、入賞者が出ました。大会終了後に入賞者全員で湖山師範と記念撮影をしました。

来年もこの時期に開催されると思います。「次は自分が」という気持ちで稽古していって下さい。