感想発表

先日の稽古で寒稽古の感想を発表してもらいました。

出雲の子は大人しい子が多く、人前で話すのが苦手な子が沢山います。

何とか変わってもらいたいので、時々こういう機会を与えて慣れてもらうようにしています。

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「は～い！今から寒稽古に参加した人に感想を発表したもらいます。参加した人は前に出て下さい」

（みんな辺りをキョロキョロして出ようとしません）

「時間無くなるよ！早く出て下さい！」

（仕方なく前に並びます）

「帯の上から順に、感想と寒稽古に出て良かったことを言って下さい」

（さあ泣かずに言えるかな？がんばれ！）

「押忍！寒稽古の感想は・・・・・・えっと～・・・・・・・あの～・・・・・・」

（がんばれ！）

「海岸で稽古して～・・・・・・えっと～・・・・・・・・あの～・・・・・・・・・・・」

（がんばれ！がんばれ！）

「寒かったけど～・・・・・えっと～・・・・・・・・あの～・・・・・えっと～・・・・」

（がんばれ！がんばれ！がんばれ！）

「がんばったので～・・・・・・・えっと～・・・・・・・・・良かったです。押忍！」

（よくがんばりました！）

「はい！拍手！」

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以前は泣いてしまって発表出来ない子が、やっていくうちに慣れてきて時間は掛かりますが何とか言えるようになってきました。

仕事でも何でも自分の意見を人前で言えるようにならなければ認めては貰えません。また人が聴いてくれる話し方や間（ま）が大切だと思います。

出来れば盧山館長のようになって貰いたいです。館長お話は本当に凄いと思います。

以前、大会の打ち上げで、ホテルの従業員の何人かが仕事も忘れて足を止めて、館長の挨拶を聴いていました。

本当に人を引きつける「太陽」のような方だと思います。

話すのも空手もいきなり上手にはなれません。出来ることから少しずつでも続けている内に自然と出来るようになっていきます。出来ないから止めるのではなく、出来ないから出来るまで続けるのです。

出来ることを少しずつ増やし、人を惹き付ける人になって下さい。