先輩後輩

時々ですが子供達に下の帯の指導を頼みます。

昔は緑帯にならないと審査に合格しても認定書は貰えませんでした。緑帯から弟子と認められ本部道場に名札が掛けてもらえました。自分の名札が掛けてもらえた時は本当に嬉しかったものです。

緑帯になるまではある意味「お客さん」です。緑帯からはこちらが要求するものも、より高いものになっていきます。自分が稽古するのはもちろんのこと、下の帯の世話や指導も出来なくてはいけません。

この日は茶帯にお願いして、３月の審査を受けたいと言っている後輩２人をマンツーマンで教えてもらいました。

教えてもらっている筈の下の帯から

「なんで～ちがうでしょ～」

「いみがわから～ん」

などと言われ悪戦苦闘の連続でした

茶帯の２人は伝えることの難しさを痛感したと思います。

後輩の手本となり、みんなに慕われる強くて優しい「憧れの先輩」になってもらいたいと思います。

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