階段フェチ

米子の山陰本部道場の近くには「粟島神社」という神社があります。

ここの階段はすごく急な階段です！

以前、大会前になると特別クラスは日曜の昼に行われていました。稽古の仕上げはこの神社の階段ダッシュでした。

約１時間半の間、補強、ミット、組手でヘトヘトになった後、神社まで走って行き、階段ダッシュをしてから走って道場まで帰ります。足はパンパン！最後の方はとてもダッシュとは言えず「リハビリ」をしているような状態です。

特別クラスが無い時も時間を見つけては粟島神社までダッシュに行っていました。しかし、自宅からは１時間以上掛かってしまうので、近くに良い階段がないか探すようになりました。

一畑薬師（たしか階段総数１０００段以上）や松江城など、お寺や神社、高速バスのバス停への階段など、時間をみつけては色々なところの階段を走りました。

運転中に見つけては

「おっ！良い階段だなぁ」「おっ！結構長くて急だな」

などと言うと、同乗している友人に

「良い階段って？」

と不思議がられていました。

この階段フェチが遺伝してしまったようです！

いつものように自主稽古に出かけようとすると、息子が「僕も着いていく」と言いました。

「２時間は稽古するからその間一人だよ！お父さんは遊べないぞ！」

と言うと

「それでもいい」

と言うので連れて行きました。

初めはサッカーボールで遊んでいましたが飽きてしまったようで、私の近くで木の実やつくしを探していました。

またどこかへ行ったので「サッカーでもしてるのだろう」と思っていましたが、振り向くとサッカーボールが置いてありました。

すると、どうでしょう！

ひたすら階段を上り下りする我が子の姿が見えました

タイマーで計り片手１５分間は正拳突きをしていたので、それ以上の時間階段ダッシュをしていた事になります。

う～ん！大人になったら息子も階段を探すようになるのかなぁ・・・。

息子よ！その頃お父さんはもう「階段ダッシュ」は無理だと思います。

でも「階段リハビリ」なら付き合います

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