柔軟
私は子供の頃からサッカーや陸上をしていましたが、その中では準備体操はしてもストレッチをしたことがほとんどありませんでした。
高校の部活でも、練習後は体操をし、グランド整備を終えればすぐに帰る毎日でした。
こんな事を10年以上も続けていたのですから体は硬いに決まっています
空手を始めて何とか柔軟性を高めようと様々なやり方を試してみました。
靴下を履いてフローリングで柔軟をしてみたり、無理矢理3人に乗ってもらったり、寝る時に足の裏を合わせて膝を開き、膝の上にダンベル20㎏を縛り付けて寝てみたり・・・。
どのやり方も無理矢理やるので、その時は開いても次の日にはもっと硬くなってしまいました。それでも無理矢理続けていけば柔らかくなるかもしれませんが、根性なしの私は痛くて続けられませんでした。
そこで「痛いけど気持ち良い」ところで続けていくようにしました。また、開脚して必死に頭を着けようとして背骨が丸くなってしまっていることに気付き、骨盤や股関節周りの動きを意識するようにしました。その結果、稽古でやっている柔軟の形になりました。
(体を揺らしながら少しずつ前に倒していきます。決して無理はしません)
(肩周りも肩胛骨を意識して柔らかくしていきます)
型をやってみると自分の体がいかに動かないかが分かります。私も子供の頃からしっかり柔軟をしていたら、空手や他のスポーツも、もっともっと上達したのになぁ・・・と悔やんでいます。子供たちには私みたいになって欲しくないので、柔軟もしっかりやって下さい。
(子供は覚えが早いですもともと柔らかいアイリ!バランス、柔軟性もぐんぐんアップしていっています)
スポ少や部活の指導者、選手と話しますが、どの競技でも柔軟の時間が少ないようです。プロの選手は高い報酬を支払ってでも、専属のトレーナーをつけて体のメンテナンスをします。
トレーナーをつけるわけにはいかないので、自分で出来ることをテレビを見ながらでもやって下さい。出来れば稽古の前と後で各最低30分、出来れば1時間くらいして欲しいと思います。
体が硬くて良いことは一つもありません。もちろん怪我もしやすいです。
毎日自分の柔軟性を気にしていると体調も分かります。風邪をひくまえは硬くなります。赤ん坊は体調が悪いと、抱き上げた時に軽く感じます。(多分、体が固まっているので重心が分かり易い為だと思います)
また、体が変わると心も変わります。
私のように体が硬い人は、「融通がきかない頑固な人」が多いように思います。
体が柔らかいけど筋力がない人は、「引っ込み思案で優柔不断」もしくは「非常におおらかで楽観的な人」が多いように思います。
当てはまる人は柔軟性や筋力を高めると変わっていくと思います。
無理せず毎日続けていって下さい。
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