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師範に近づく為に

谷口支部長(京都)のブログに「今月のフルコンタクトKARATEは平田師範の特集です」と紹介されていたので、早速買ってきました

 

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平田師範は湖山師範や岡崎師範、お亡くなりになった三浦師範と共に内弟子時代を過ごされたお方です。

 

全日本大会の後に湖山師範とご一緒されているところへご挨拶に行ったことがあります。

 

とても柔らかな口調で優しく話しかけて頂きましたが、その奥にある強さというかオーラに圧倒されたのを覚えています。

 

演武も実際に見ましたが凄かったです

 

自分もその時の大会に選手として出場していましたが、試合とは全く次元が違う、命のやりとりを想定した演武でした!

 

盧山館長や館長の高弟の方々の演武や技を見させて頂くと、自分達とは次元が違いすぎて「意味が分からない」というのが正直な感想です。

 

鏡開きや夏期合宿などで湖山師範の動きをよ~く見ていますが、毎回追い付くどころか離されていることが分かります。

 

分かるようになったのはそれだけ上達したということなのでしょうが・・・

 

今は「いつかは分かるようになる」と信じて、遙か彼方先の見えないところを目指して、毎日一歩一歩稽古していくしかないなぁと思っています。

 

この本を拝見して嬉しかったことがありました

 

稽古の次元が違うのは百も千も承知の上ですが、私が行っている稽古が平田師範のされている内容と似ていました

 

私の毎日は、立ち功(立禅)、這い、練り、部位鍛練、補強やランニング、素振り、型、これに合同稽古というのが基本的な内容です。

 

仕事や家庭の事もあるので、朝、昼、夕、夜と合間をぬってやっています。

 

昔は早朝に立ち功をしていましたが、仕事が深夜になることも多く、朝は立ったまま寝てしまいそうになってしまいますなので今は朝に素振りを行うことが多くなっています。

 

本の冒頭に次のように書いてありました。

 

「現在実践してしている稽古内容は、盧山館長の内弟子として3年間いた時に館長から直接教わったことがほとんどです」

 

これを読んだ時(私がいうのも恐れ多いのですが・・・)盧山館長と平田師範の師弟関係が内弟子時代と何ら変わることなく続いているのだなぁと感動しました。

 

最近はあまり稽古もせずに師匠から離れ、自分で流派を起こし、子供を集めて町道場をするような先生が増えています。子供達が気軽に空手に触れる機会が増えることは良いことなのでしょうが、果たしてそれが師弟関係と言えるのでしょうか?

 

そういう私はというと、師範にはご心配やご迷惑をお掛けしてばかりです。

 

そのうち「お前!もう要らん!」と言われるのではないかとヒヤヒヤしています。

 

でも「要らん!」と言われるまではしがみついてでも、師範の下で稽古させて頂こうと思っています。

 

何とか死ぬまで「要らん!」と言われないようにしていこうと思います。

 

そして一歩でも半歩でも師範に近づいていこうと思います。

 

さぁ!もう一踏ん張り仕事です!

 

この調子だと明日の朝も「立ち功」は寝てしまいそうなので出来そうにないなぁ・・・

 

皆さん!師範に少しでも近づけるように頑張りましょう

 

 

 

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コメント

>久米さん
辞められてしばらく経っているのに、また入門して白帯から始めることは本当に勇気のいることだと思います。若い頃とは違います。出来ることを少しずつ毎日続けていって下さい。

わたしもフルコンタクトカラテの平田師範の記事を見させていただきました。おもしろく、また勉強になりました。わたしは現在48歳で27年ほど前に極真空手に入門し10年ほど前に辞めてしまいましたが、ブログや平田師範の記事を見て、年齢的にあきらめていましたがまた再入門し白帯から修業したいと思いました。これからもブログを励みにさせていただきたいです。押忍

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