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黒帯らしさ

昨日は大会の翌日なのでどれだけ稽古にくるかな?と思っていましたが、試合に出場した人、スタッフ、応援に行った人、沢山稽古に来てくれました

 

稽古が始まる前も、負けた子は自分でずっ~と稽古していました。よほど悔しかったのでしょう!悔しさを忘れないことが大切です!今の気持ちを忘れなければ必ず勝てるようになります。

 

出場した選手はもちろんですが、会場にいた誰もが刺激を受けたようで集中して稽古していました。これからが本当に楽しみです!とりあえず次に目指す試合は、秋の交流試合でしょうか?みんなでがんばりましょう

 

日曜の試合が終わってから、スタッフや見に来て頂いた人にお礼の電話やメールをしています。

 

そこでの反応は意外や意外よく見に来ている人からも「試合数が多かったような気がしたけど、次々と試合が進み、進行はスムーズだった」という感想を頂いています。去年と違い表彰式が凄く早かったという感想も・・・

 

その分、少ないスタッフがフル回転で、休み無く何倍も働いてくれたことが想像できます本当にありがとうございました。

 

表彰式がスムーズにできた陰には、岩崎責任者がラベルシールを作成してくれた陰の努力があります。

 

前日の準備でも、エアコンの付いていない蒸し風呂のような会場でジョイントマットをどうやって組むのが一番よいか、みんなで試行錯誤しながらやってもらいました。

 

高校生はテストで参加できないと言っていたのに、何とか都合を付けて手伝ってくれました。

 

そんな全員の協力があったから大会ができました。

 

中でも「黒帯らしいなぁ」と感心したことがあります!

 

米子の黒帯KJu君の事ですが、彼はまだ中学1年です。試合前日に会場へ行ってみると彼がいました。

 

「KJu!明日試合出るんだろう!準備はいいよ!帰って」

 

と言いましたが

 

「大丈夫です」

 

何度も何度も「もういいから早く帰れ!」と言いましたが

 

「大丈夫です」

 

これの繰り返しでした。

 

道場生からので知りましたが、当日の試合直前、順番待ちをしていた彼に、女子部が呼び止められたそうです。

 

そして、彼は

 

「昨日はお疲れ様でした」

 

と言ったそうです。

 

多分、彼はその女子部の名前も知りません。前日に少し一緒に作業をしただけです。しかも試合直前です。こんな状況の中で気配りの出来る人は、大人の黒帯でもそうはいません!

 

小学校の頃からですが、合宿など初めて行事に参加して不安そうにしている子がいると、彼はスッと近寄って話し掛けます。

 

黒帯は空手が強いのは当たり前です!その上に気配り、目配り、心配りが出来て初めて黒帯だと思います。

 

学ぶべき事は誰からでも学ばなければなりません。子供だろうが大人だろう関係ありません。彼のような黒帯らしい黒帯が増えていくことを願っています。

 

 

 

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