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信じ切ることで生まれる力

大会に出ると、自分より大きく身体能力も実績もある選手は沢山います。

 

そんな時自分に言い聞かせる言葉があります。

 

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勝負事は強い者が勝つとは限らない。

 

勝った者が強いのだ!

 

勝負は既に決まっている。

 

これまでの日々をどう過ごして来たかによって決まっている。

 

あとは「自分」と「仲間」と「過ごした日々」をどこまで信じ切れるかだ!

 

心のどこかで負けるかも?と思えば負ける。

 

勝ちたい勝ちたいと思い過ぎると負ける。

 

全ては心で決まる!

 

あとは最後まで「自分」と「仲間」と「過ごした日々」を信じ切るだけ・・・

 

信じれば必ず結果は付いてくる。

 

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今まで沢山の試合に出て、その中で負けた試合を見ると、相手がどうこうよりも自分に原因がある場合が多々あります。

 

「相手を過大評価している」「勝ちを意識し過ぎている」など、こういう時に技が乱れたり、バランスを崩したりして負けています。

 

「勝てる!」「いける!」「相手の得意技だ!」「やばい!」など心が乱れた時に隙が出来ています。

 

相手との差がかなりある場合は、多少乱れても勝てますが、相手が自分より強い場合は絶対に勝てません。

 

自分より強い者と戦う場合は、まず自分のやってきたことを全て出し切ること。その上で相手の力を出させないようにしないと勝てません。

 

試合に出ようと思っている人は、今の過ごし方で勝ち負けが決まっていっています。

 

相手より稽古しなければ絶対に勝てません!

 

だからといって休まないのは問題です。

 

稽古する為に睡眠時間が1,2時間では勝てません。(初めて出場した全中国大会、実際そうやって試合に出ましたが1回戦で1本負けしました)

 

休みも稽古の内です。体の手入れは、職人が道具を手入れするのや、侍が刀を手入れするのと同じです

 

私は黒帯になってから何も稽古しなかった日は一日もありませんが、試合向けの稽古で疲れている時は、内容は工夫しています。

 

また稽古以外でも、勝ちたかったら普段の生活、普段の行いから改め、日々の生活を出来るだけ正しく過ごすこと。勝つ為に普段から隙を作らないようにします。(悪いことをして試合当日にバチが当たったら大変です!)

 

試合になったら、やってきた稽古、一緒に稽古した仲間、指導して頂いた先生、自分の行い、自分の力を信じてそれを出すだけです。

 

最後まで信じ切れれば必ず結果は付いて来ます。押忍。

 

 

 

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