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第30回山陰支部交流試合

11月28日に鳥取県立武道館で開催された第30回山陰支部交流試合に、出雲道場から9クラス22名が出場しました。

 

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出場全クラス入賞を目指し頑張ってきました。結果は全クラスとはいきませんでしたが8クラスで入賞しました

 

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(写真上:小学3,4年中級決勝 コウタロウvsキイチ)

 

---------------【試合結果】-----------------

 

幼年の部 ①チサト

 

小学1,2年初級 ①タイヨウ③レン④コウジロウ

 

小学3,4年初級 ③マサミ④クウガ

 

小学3,4年中級 ②コウタロウ

 

小学5,6年中級 ③タクミ

 

小学5,6年上級 ④ユウキ

 

女子の部 ①ヤマサキさん②シンドウさん

 

壮年の部 ①サトウさん  

 

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いつも言うことですが「勝った」と言える人は優勝した人だけですなぜなら準優勝の人も一回戦で負けた人も一日一回は負けているからです。今回「勝った」人は4人!あとの人は何が足りなかったよく考え、今後に活かして下さい。

 

残念ながら入賞できなかった人もよく頑張りました。白帯なのに挑戦したハルキ、ダイスケ、トシキこの経験は絶対にいきてきます。今の気持ちで稽古していけば次回は入賞できると思います。

 

帰ってからビデオで試合を見ましたが、負けた中でも良い試合が沢山ありました

 

リュウタロウ、カイト、ハルキ、アズサは体格や帯、実績が上の相手に対し一歩も退かず、最後まで諦めずに向かって行っていました私は勝っても途中で気持ちが逃げてしまった選手は褒めません。負けても気持ちが逃げなかった子は褒めます。この4人は入賞出来ませんでしたがそれに匹敵する戦いぶりでした

 

女子部二人は出雲道場同士の決勝戦で戦い難かったと思います。二人とも稽古中の怪我を気持ちで乗り越えての結果です。

 

特にヤマサキさんは足が曲げられないほどの大怪我でした。指導者の立場としては有無を言わせず欠場させなければならないのでしょうが、選手としての気持ちもよく分かるので、当日アップをして少しでも不安ならやめることを条件に許可しました。

 

そして得意の蹴りを封印し突きだけで見事に優勝しました一回の試合で学ぶことは本当に沢山あります。今回の試合でかなり成長したと思います。しばらくは無理せず怪我をしっかり治して下さい。

 

タイヨウはもう少し突き蹴りのバランスを考えた方が良いのですが、それでも右下突きで全試合技あり一本勝ちという結果は素晴らしいですさらに上を目指して稽古していって下さい。

 

出雲の選手は全体的に突き蹴りのバランスが悪かったです試合慣れしてないこともあると思いますが、もう少し普段通りに出来たら良いのになぁというのが率直な感想です。今後の稽古で直していきましょう。

 

出雲で指導するようになってから3,5,7,10年計画で指導しようと思ってきました。

 

3年で交流試合入賞レベル、5年で山陰大会入賞レベル、7年で全日本出場レベル、10年で全日本入賞レベルというのが目標です。これは自分が出雲で指導した年数というだけではなく、入門してきた人が週4回休まずに来ていたら自然にこのレベルになっていくようにと考えたものです。

 

とりあえず交流試合入賞レベルにはなりました。交流試合で入賞した人は、これから一つ上の山陰大会レベルを目指していきます。

 

今回の結果はもちろん戦った本人の努力が一番ですが、道場で相手をしてくれた仲間がいたからの結果でもあります。負けた人もすぐに応援にまわって盛り上げてくれました。保護者の方や応援に来てくれた道場生、スタッフなど出雲道場みんなで勝ち取ったものだと思います。

 

更に上を目指してみんなで頑張っていきましょう

 

最後に見た試合だけですが他の道場の感想です!

 

松江は蹴りとフットワークに加え突きが良くなってきました(稽古の時とは大違いでビックリしました)さらに突きと体幹を鍛え圧力に負けないようにしていけば足技がもっと生きてくると思います。

 

米子、安来、伯耆は突き蹴りのバランス、軸、フットワークなど全部がよくまとまっています師範や責任者の話をよく聞き稽古している証拠です。米子には強い先輩が沢山います。その先輩の動きをよく見て参考にしてみて下さい。今回は体格で勝っている相手に負けたかもしれませんが、このまま稽古していけば必ず勝てるようになります。

 

鳥取は上手に回し蹴りを蹴る子が多かったように思います。どうしても圧力に負けてしまう傾向にあるので基礎体力を強化したらもっと伸びると思います。

 

倉吉はまだ試合経験が少ない子が多かったように思いますが、きちんと形になっていました。気持ちの優しい子が多いのか後手にまわっていたように思います。もっと自分から仕掛けていったほうが勝ちやすいと思います。

 

来年から選手向けの特別クラスも予定されています。各道場競い合ってより高いレベルを目指していきましょう

 

 

 

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