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責任感

昨日の稽古も40人集まりました

 

このところ見学、体験を希望される方も増えています

 

見学に来られる方々は私の指導もご覧になっていると思いますが、道場生のみんなの動きや挨拶、行動全てを見ておられます。道場生を見て「あんな風になりたい」「あんな子供になって欲しい」と思われれば入会されます。

 

入門される方が増えているのは、みんなが稽古や挨拶をしっかりしてくれているお陰ですまた下の帯が頑張ってくれているのは上の帯が頑張っているからだと思います

 

稽古中よく「下の帯の面倒をみるのは上の帯の役目!」「下の帯が並ばないのは上の帯の責任!」「下の帯が声を出さないのは上の帯の責任」などと言います

 

責任感がないと信用を失ってしまいます人間は神様ではないので、誰でも失敗はするものです。その時に責任感がある人とない人とでは行動が変わり、それによって信用を得る人と失う人が出てきます。

 

侍の時代なら大きな失敗をすれば切腹です今はそんなことはありませんが、大きな仕事をする時にはそれ位の覚悟だけは持ちたいものです。

 

ここ一、二週間慌ただしい日々を過ごしていましたが、何とか山陰大会のスタッフを決めましたパソコンでの入力を済ませ、あとはコピーするだけと思っていたにも拘わらず、毎日のように欠席の連絡が入ります

 

試合に出る時には申し込みをする時点で、大会の日は他の用事は入れずに試合を優先にすることを決めているはずです。試合以外でも、友人や知人の結婚式、同窓会などでも出欠の連絡は何ヶ月も前に返信するはずです。

 

もちろん急な用事や体調不良などはありますが、よほどの用事でなければ出る気になれば出られるはずです。

 

黒帯なら山陰大会が毎年いつ頃あるかも知っています。もし手伝おうという気があれば自分から「スタッフ足りていますか?」「今年は手伝えなくてすみません」などと連絡があっても良いはずです。

 

黒帯は自分がしてもらったことを今一度思い出して欲しいと思います。稽古はもちろん大会や合宿、寒稽古、忘年会…などなど、先輩方が忙しい中、仕事や家庭の用事を何とかやりくりして自分達の為に動いてくれていたはずです。

 

師範は優しいので「こればかりは自分で気が付かないとなぁ。強制しても意味がないからなぁ。私から頼むと断りにくくなって半分強制のような感じになってしまうから…」など、どんな用事でも道場生の立場になって話されます。

 

黒帯を巻いているからには、その優しさに甘えてばかりではいけないのではないでしょうか?

 

今回のスタッフの中には、普段忙しくて稽古に出られないでいるのに「大会ありますよね!よかったら手伝わせて下さい」と自ら手を挙げてくれた人もいます。

 

他にも普段稽古に来ていないのに、「部活の試合があるので直前にならないと分かりませんが、スタッフ足りないと思うので…」と参加を申し出てくれた高校生もいます。

 

仕事が深夜からなので毎回ほとんど寝ずに準備を手伝ってくれて、前回の大会の時は徹夜でスタッフをして下さった先輩もおられます。

 

明日はスタッフ全員で打ち合わせです。多分この時間を作るのにも大変苦労されたと思います。みなさん本当にありがとうございます。

 

大変だと思いますが、大会成功を目指して一丸となってがんばりましょう

 

最後に、こんぴら杯のパンフレットにこんな言葉が載っていたので載せておきます。

 

==========【こんぴら杯パンフ】===========

 

サムライとは

 

優しさと、厳しさの価値を心得、自分個人の利益を考えず、人々の為に生きる人である

 

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