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第34回交流試合

平成26年11月26日、第34回山陰支部交流試合が米子市営武道館にて開催されました。懐かしの市営武道館。自分が最初に見た試合もここでの交流試合でした。

今回は広島から三好支部長にも来ていただきました。遠いところありがとうございました。

私が空手を始めた頃、同い年の三好先輩は既にここで一本勝ちを量産しておられました。当時、自分など話も出来ない雲の上の存在でした。ちなみに第一回交流試合の優勝者は三好支部長です。当時18歳で一般の部で優勝されています

今回から交流試合でも型競技が開催され、記念すべき一回目の大会での優勝を目指し、出雲からは27名が型競技に出場しました。

=============【型競技結果】==============

幼年  優勝タエ

小学1,2年  優勝Kレイ

小学3,4年  優勝Sレイ

小学5,6年初級  優勝チサト②ツバサ③リノ

小学5,6年上級  優勝ハルキ

中学生初級  優勝ソウマ

中学生上級  優勝アオイ②コウタロウ③クウガ

女子・壮年・一般初級  ③ナカウさん

高校・女子・壮年上級  優勝ユウキ②サトウさん③シンドウさん

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おめでとうございます

普段通りに出来た人もいれば、普段通りに出来なかった人もいましたが、緊張する中で発揮できた力が自分の実力です。普段はもっと上手いのに…と言っても何の言い訳にもなりません。

出来なかったところはまた稽古していきましょう

午後の組手には23名が出場。

=============【組手結果】==============

小学2年 優勝Kレイ②Sレイ

小学4年 ②チサト

小学5年 優勝ダイチ③ハルキ

小学6年 ③タイヨウ③カイト

中学生初級 優勝コウヘイ②ケイスケ

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初めて出場した人は、まずは一歩歩き出した勇気に拍手を送ります何をするのにも最初は勇気必要です。負けたとしても勇気を持った分だけ強くなっています!

問題は何度も出場している選手です。

やってきたことがどれだけ出来るようになったか楽しみにしていたのですが、出来ていた人はいませんでした

山陰大会、広島大会での問題点、修正点を個人個人に伝え、そこを重点的に約半年あれだけやったのに…

やっぱり最後は気持ちです。ここを鍛えなければいくら技が上手くなっても使えません。

空手を競技として考えると意外にシンプルだということに気付きます。

「バランスを保って両手足を効率よく動かし、相手にダメージを与える」これだけを競う競技です。

バランスを保っていれば勝ち、崩せば負けます。

手技だけ、蹴り技だけ、左だけ、右だけ、これでは自分のバランスが崩れてしまいます。

手だけ足だけで打ったり蹴ったりしていては倒せるはずがありません。基本や型で注意するように、力の伝達がスムーズにできていなければ相手にダメージを与えることは出来ません。

手を握っていない。逃げながら打っている。恐がって腰が引けている。

ビデオを見ると、あれだけ徹底してやったのに、打ち合うのが嫌で蹴りだけ左の技だけの人が大勢いました

恐がって闘えば相手がどんどん前に出てくるので、増々ピンチになります。恐る恐る相手の間合いに入ると余計に相手の技をもらってしまいます。

勇気を持って一歩前に踏み出せば意外と何とかなるものです。そこから展開していけば普段通りの動きになるのに、その一歩が踏み出せていない!一歩入ってもすぐに恐がって逃げてしまう

次の試合で発揮してくれることを期待しています。

ということで今回はMVPは組手の選手の中にはいません。

MVPの基準は自分より強い相手とどう闘ったか、どのようにして勝ったかです。自分より弱い相手に勝つのは当たり前。傍から見たら無理だろうと思うような相手に向かって行かなければなりません。

例えば腹や足を効かされて技ありを取られたのに、玉砕覚悟で向かって行って逆転勝ちをしたなど、「折れない心」を持った選手を選びます。(念のため言っておきますが、選ばれても賞品はありませんよ

今回のMVPは型競技幼年の部で優勝したタエです。上の帯を破って優勝しました

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稽古前に黙っていても型の稽古をしていました。「引手が離れてるよ」というと「あっ、しまった!」という顔をして直します。「おっ、できた!今の上手い!」というとニコッと笑って続けます。こんな感じで少しずつ稽古を積んできました

決勝では最初に演武を行いましたが、初めてとは思えないほど堂々としていました。もう1ヶ月早くやる気スイッチが入っていたら広島大会にも出場できていたと思います。

「下段払いの引手は滑り台を作ってから」「前屈立ちは前膝がとんがる」「見えないお化けを見るように」などなど、だんだんと私の注文も難しくなってくるのに、諦めず直していました。

きっとこれからもがんばってくれると思います

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出雲の選手で記念撮影

「今年から交流試合で型競技をやるそうです。せっかく師範がこういう機会を与えて下さっているんだから、是非挑戦して下さい。色の付いた帯を巻いている人は後輩の手本にならなければなりません。組手・型両方またはどちらかでも色帯は全員出場するつもりで準備しておいて下さい」

そう言って稽古に取り組み始めたのが盆明けだったと思います。総勢32名が出場してくれました

目標を持つと志ができます。あえて「色帯は全員出るんだぞ~」「稽古しろよ~」と追い込みました。型なんて今まで審査の為にしかやっていないのに…なんて人もいたと思いますが、この3ヶ月で随分上達したと思います。

これで終わりではなくここから始まりです。考え方が変われば動きも変わります。心を込めて稽古していきましょう

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強化稽古のメンバーは師範とも記念撮影

また師範に褒めてもらえるように頑張りましょう

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コメント

>千葉さん
先日はお疲れ様でした。ナギサには現時点でどれだけ通用するかを試すつもりで、自分の思うようにのびのび闘って欲しいと思います。
強化稽古メンバーの中一4人が下剋上するのを期待していたのですが、さすがにまだ体力差がありました。
彼らが中学高校一般と競い合って強くなってくれることを期待しています。
ロシアほどではないでしょうが、日に日に寒くなってきたので体調を崩さないようにして下さい。

交流試合お疲れ様でした。
この場をお借りして師範代を始め道場生の皆さん、保護者の皆さん、凪彩へのカンパそして力強いお言葉や応援、本当にありがとうごさいました。

皆さんの想いが凪彩の力となり、ロシアでは爆発してくれる事でしょう…

本当にありがとうございます。


そして交流試合に出場した中学生1年の出雲三人衆、本当に日に日に強くなってますね(^_−)−☆

彼等と試合するのを何時も楽しみにしています。

此れからも切磋琢磨、海平を宜しくお願い致します。


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