知覧特攻平和会館
以前からいつか行きたい。いや行かなければならない!そう思う場所がありました。
それが鹿児島県にある知覧特攻平和会館。
冬は雪が積もるし、3月から7月は毎週強化稽古があるし、合宿、試合、仕事…
毎年毎年行こう行こうと思っても行けませんでした
今月に入り仕事も忙しくなり、そろそろ雪も積もるので、これでまた今年も行けないかもと思っていました。
う~ん。一人で車で日帰りしようかな?今年はまだ雪も降らないからいけるかも?
「思い立ったが吉日」「明日やろうは馬鹿野郎」ということで、自分の中では行くこと決定!
あとは一人で行くか家族で行くか?
息子も中学生になり自分の進路について考えなければならない時期になってきたので、出来れば連れて行って、何かを感じ取ってもらいたい。
「付いて来るか?」と話すと行きたいというので家族で行くことにしました。
そして、金曜の稽古後に出発して、先ほど夕方帰ってきました。
二十歳前後の若者が特攻隊として国や家族を守るために出撃して行きました。
家族に宛てた手紙、遺書、絶筆…。
読んでいると胸が締め付けられます。
自分の夢もあっただろう。
幼い娘を抱っこしたかっただろう。
子供たちがどう思い、自分の人生をどう生きるか。考えるきっかけになってくれれば良いと思います。
娘曰く「どこが平和会館だぁ?全然平和じゃないじゃん」
戦争はどちらが良いとか悪いとか一切関係なく、平和な日常生活が無くなります。
家族団らん、学校での同級生との時間、空手の稽古。自分の日常も無くなり、自分の夢はもちろん、意志や意見も言うことが出来なくなってしまいます。
往復1500km。レジャースポットは高速サービスエリアと宿のみ。
子供たちにとっては面白くない旅立ったかもしれませんが、きっと将来役に立つ時が来ると信じてます。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 極真空手クリックして下さい
「いのち」カテゴリの記事
- 甲羅干し(2025.06.27)
- 十年一昔(2025.06.23)
- 有難い(2025.04.15)
- 自分の身は自分で守れ2(2024.12.17)
- 自分の身は自分で守れ1(2024.12.17)
コメント