姿勢・呼吸
空手を始め30年以上が経ち自主稽古の内容も少しずつ変化してきました。
始めた頃はウエイトや走り込み、縄跳び、サンドバック、ちょっとだけ基本、移動、型の復習。こんな感じでした。
3年目の黄帯の時、師範から立禅を教わり「家でもやってみて下さい」と言われ、5分くらいやっていました。
8年目黒帯になってから立禅・這など太気拳の稽古や巻き藁などの部位鍛錬を加えました。
このころから自主稽古の時間が道場稽古より長くなり、教わったことを持ち帰り自分で消化。自分で消化したものを道場に行って試してみるという感じになってきました。
そうしている内に大会でも少しずつ結果出るようになってきたように思います。
毎日稽古しているとちょっとした変化にも気が付きます。
立禅での変化を、三戦の型で確かめ、基本や移動、砂袋打ちで検証。
道場で「ごめん!ちょっと腕を掴んでみて」とか「ミット持って」などとお願いする時がありますが、その変化が人を相手に通用するかを検証しています。
最近思うのは、同じ動作をしても姿勢や呼吸を整えることで、大きく変わってくるということ。
昔から武道では当たり前のことで今さらと思う人もいると思いますが、今頃になってやっと少し分かってきたように思います。
年を取って筋力や心肺機能が落ちても、姿勢や体の使い方でまだまだ強くなれると思います。
時間が掛かりすぎ普段の稽古では教えられないので、木曜強化稽古で少しずつ伝えていきます。
32年前入門した時と同じように、「空手って面白い」が今も続いています(^_^)
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