考える力
今日は審査見極め。
出来なかったことがどれだけできるようになっているか楽しみです。
最近の子供たちを見ていると、言われたことを聞いていない子が多いです。
聞いていないから考えることもできません。
「握りが開いてるよ」と声を掛けると直ぐに直しますが、10秒後には元通り。また声を掛けると直す。この繰り返し。
当然のように次の日の稽古も同じ間違いをします。
昔は50人中一人くらいこういう子がいましたが、今や大半がこんな感じです。
私はこの原因が教育にあると思います。
家でも学校でも大人が先回りして、間違えないように、失敗しないように、怪我しないようにしてしまいます。
勉強は間違えないように誰でも出来る問題から始め、出来るだけ歩調を合わせて進んでいきます。
家では忘れ物しないように親が確認し、忘れ物していれば慌てて親が学校へ届けます。
公園の遊具で怪我をした子がいれば、直ぐに使用禁止になり、その内撤去されてしまいます。
自分たちの頃にはぶら下がって回るようなシーソーや、球体のジャングルジムが回転するような遊具がありました。
勢いを利用して遠くへ飛んだり、危ないこともいっぱいしました。もちろん擦り傷なんて毎日のことでした。
怪我しないように怪我しないように育てるから大怪我をします。
失敗しない様に失敗しない様に育てるから大失敗をします。
子供頃失敗なんてどうってことはありません。むしろ財産です。
失敗から学び成長していきます。
武道とは自分の身体を通じ、自然や宇宙の法則を学ぶものだと云われます。
失敗と成功を繰り返しながら身体を進化させていくしか成長はありません。
これは何も特別なことではなく、子供の頃の遊びと同じです。
初めて乗った自転車や竹馬、逆上がり、コマ、けん玉、水泳…などなど。誰もが最初は失敗したはずです。
失敗から学び、ああでもない、こうでもないと諦めずに続けていると身体が目覚め出来るようになります。
コロナウイルスって何?
無償化って本当?
増税は必要?
ソーラーパネル?
森林環境税?
メディアでは利権があるので取り上げられません。
政治家も票が大事なので誤魔化します。
大人も子供たちの未来が明るくなるように自分たちで考えなければなりません。
そしてまた、私たちがいなくなった時、子供たちが自分で考えられるように育てなくてはなりません。
子は宝!
考えることを奪わず、自分で考え、自分で動けるように育てていきましょう。
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