大会結果

2023交流試合

令和5年12月10日、米子市営武道館で第3回極真館山陰支部広島支部交流試合が開催されました。

出雲からは型競技に6名、組手に11名が出場しました。

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==============【型競技】===============

小学2年生初級の部  ③ソウタ

小学3年生初級の部  ③フウマ

===================================

===========【組手】===============

小学2年生男子の部 ③ソウタ、アオイ

小学3年生男子の部 ③フウマ、マサフミ

小学6年生男子初級の部 ①コウダイ②ユウト

中学生男子初級の部 ①ナオ

================================

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初入賞が多かったですね。

勝つ喜びを知ってまた成長してくれることを期待しています。

 

試合は勝つこともあれば負けることもあります。

勝っても悪い勝ちもあるし、負けても良い負けもあります。

勝ち負けに一喜一憂することなく、結果を受け止めて今後の成長に繋げていくことが大切です。

来年は全員入賞できるようにがんばりましょう👊

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2023世界大会

11月24日~26日までカザフスタンで開催されている世界大会。

ライブ配信されていましたが、稽古で見られず、帰ってからタイガの試合を見ました。

24日カザフスタン世界大会youtube(畳2)

タイガの試合。大体の時間は以下の通りです。

準々決勝…7時間2分

準決勝…7時間48分

決勝…8時間14分30秒

表彰式…9時間27分30秒

怪我していないか心配でしたが、表彰式では元気そうで安心しました。

良い経験をしたと思います。

この経験を活かし、これから更に活躍してくれると思います。

 

タイガ、お疲れ様でした。

今後に向け、しばらくは休んで体のケアをするようにして下さい。

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2023広島平和杯振り返り3

フウマの初戦

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上段前蹴りで技あり。

下段で意識を下げ、相手が前に出てきたら運足で間合いを作って前蹴り。

やってきた通りでした✌

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以前は右しか蹴ることができなかったので、左も高く蹴れるように練習してきました。

高く蹴り過ぎて技ありとはなりませんでしたが、左を意識させることで右が入ります。

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最後は右上段。

上段廻しも何パターンか教えています。

今回は膝を上げ真横に蹴る蹴り方で合わせ一本勝ち。

 

準決勝の相手は体重差がありそうです。

突きからの前蹴り。

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これで間合いが出来たらすぐに次の技に繋ぐことをやってきました。

前蹴りまでは出来るようになったので、ここからすぐに繋げられるようにしましょう。

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前蹴りで間合いが作れるから上が入ります。

左上段で技あり。5-0の判定勝ち。

 

決勝はマサフミ。

出雲道場同士の決勝戦。

普段の稽古の時にも言っていますが、これだけの身長差に体重差です。

普通にやれば大きいマサフミの方が勝つはず。

小さい相手には膝蹴りを使うように稽古してきました。

しかし、膝を上げただけの腰の入らない蹴り方。いつも注意しているところです。

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突きを打つ際も前に出てはいますが、胸から先に出ています。

反則だからやらないように何度も注意してきたところです。

ちょこちょこと手を動かして体で押しているだけで、これでは効かすことは出来ません。

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さらに後ろ足が置いてけぼり。

突きは手で打つのではなく足からの力を腰で伝えることが重要。

色んな場面で、いつも注意している悪い癖が出ていました。

稽古で注意されていることをやれば負けます。

意識して一つ一つ直していきましょう。

 

対するフウマは突きで打ち合い、マサフミが前に出てきたらスイッチなどを使い上段に繋げていきます。

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まずは左上段で技あり。

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相手が突きで出てきても外を取って裏側に回ります。

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これで自分は打てて相手からは打たれ難くなります。

このポジションになれば相手が大きくても打ち合いで勝てます。

この動きが出来ないと大きい相手には勝てなくなってくるからと、ずっと取り組んできました。

やっとある程度できるようになりましたね。

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最後は左上段で技あり。合わせ一本。

下段中段の効かせる技が少なかった点は反省点として残りますが、上の帯や体格に勝る相手が多数いる中、見事に優勝。

稽古してきたことを沢山使っていました✌

 

試合は試し合い。やってきたことが通用するかを試すもの。

勝ち負けばかりに囚われると自分の成長がなくなります。

今回、格上相手にやってきたことをしっかり優勝したフウマ。

文句なしのMVPです。

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2023広島平和杯振り返り2

「ちょこちょこと効かないような突きをいくら出しても勝てません」

そう言って突きの強化をしてきましたが、チョコチョコパンチに戻った人が殆どでした💧

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いくら打っても相手が前に出てきて、蹴るタイミングがありません。

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それでも体が柔らかい人は上段を当てて勝つこともありますが、確率的には低いでしょう。

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ユウトの3位決定戦。

1回戦も準決勝もちょこちょこと打っていましたが、それらの試合よりはまだ良かったです。

正直、一回戦も相手に旗が上がってもおかしくありませんでした。

しっかり効かせられるような威力を身に付けましょう。

 

中1のナオのデビュー戦。

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開始早々得意の横蹴りで技り。

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続いて上段廻し。30秒ほでで合わせ一本勝ちでした。

次の相手はユース選手。

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何度も左の突きから上段廻しを入れますが、全て左の突きが弱く技ありどころか押しの反則となってしまいました。

突きをしっかり打っていたら一本勝ちで勝てていただけに悔やまれます。

次回までに克服しましょう。

 

みんなが弱い突きしか打たない中、しっかり打とうとしていたのがイッシン。

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下突きも使っています。

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中段廻しも

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膝蹴りも。

しっかり突きを打って、中段下段の技で意識を下げておいてから上の技。

やってきた通りでした✌

ただ、軸が崩れうまく上段に繋がっていません。

今回入賞は出来ませんでしたが、そこを直せば入賞できると思います。

基本稽古の時から頭を動かさない様にしましょう。

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2023広島平和杯振り返り1

初出場の型競技で3位入賞を果たしたユウト

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まずは立ち方です。土台が安定しないと上体も安定しません。

時間が掛かりますが丁寧に行いましょう。

 

フウマ。

予選型は太極その2。

審判団協議後に減点されたようです。

失格(最低点)ではなかったので、0.5~1.0くらい引かれたのではないかと思います。

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右の追い突きは拳が肩より上にあり上段を突いています。

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しかし、左は肩とほぼ水平です。

左側の副審が手を挙げているので、恐らくここだと思います。

他でも一回怪しいところがあります。

稽古中、この注意点も何度も教えたところです。

失敗も財産。勉強です。

この経験を次に活かしましょう。

 

普段の稽古でも挨拶が出来ない人は稽古をさせません。道場に入るところからやり直しです。

「大会会場では来賓の人に会ったらしっかりと挨拶するように!

自分たちは一回挨拶したと思っても、先生方はみんなの顔覚えておられないから、すれ違う度にしましょう。

組手の試合後は試合場を降りたら戦った選手のところにもう一度行って挨拶するように!」

そう言ってきました。

心配していましたが、きちんとやっていたようですね。(一人下向いて歩いている人もいますが💦)

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しか~し!この後が・・・

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次から次へと会長に道着を直してもらっています💦

いつも注意していることですが、まさかこんなところでこんな展開になるとは!

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終いには盧山会長と木内師範の二人係で💦

しかも湖山師範も見ておられます💦

娘から送られてきた画像を見て冷や汗が出ました(-_-;)

 

稽古中も、よく帯がほどけていたり、紐が垂れ下がっていて注意します。

道着が裏返しだったり、ズボンが後ろ前だったこともあります。

服装の乱れは心の乱れ。

お願いだから、次回からはこういうことの無いようにして下さいね。

 

試合に勝ちたかったら空手の稽古だけでなく、普段の生活から変えていかなければなりません。

試合までの自分の態度が試合結果となって表れます。

勉強や部活も手を抜かず、生活態度まで変わらなければ勝てません。

勝った負けたに一喜一憂するのではなく、試合の結果を今後に活かしましょう👊

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2023広島平和杯

令和5年11月18日。東区スポーツセンターにおいて第14回広島平和杯が開催されました。

今回は土曜日が開催日となり、前日に稽古を終え準備をして早朝に出発と、選手やご家族の皆様には慌ただしい一日となってしまい申し訳ありませんでした。

次回からは土曜日開催の場合、前日の稽古は休みにするようにしたいと思います。

天気予報の雪マークを見て、念のためスタッドレスに変えて正解でした。

高速入り口でタイヤ規制があり、高速に乗りしばらくすると白くなってきました。

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もしタイヤ変えずに一旦家まで戻って交換していたら、型の審判に間に合っていないところでした。

用心にこしたことはありませんね。

 

さて大会には、出雲から型競技に4名。組手に9名が出場しました。

年々出場者が増え、写真に納まりきらないほどです。

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山陰支部全体では40名以上が出場していたようです。

午前は型。

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水曜日の稽古で

「こんなことを言ったら申し訳ないけど、今のままでは全員失格(最低点)もありえると思う。今までどれだけ本気で取り組んできたのか見れば分かる。それなりにはやったかもしれないけど試合に出ようと試合で勝とうと思っているのなら全然足りない。

残り二日しかないけどやれることはやるように!やらなければ変わらない。

みんななら出来るし、もし今回駄目でも必ず次に繋がるから。」

そう言って稽古を終えました。

自分が審判をしたコートには誰もいなかったので、休憩中にちらっと見ただけですが、やはり普段できていないところはそのままでした。

それでも入賞者が出ました。

===========【型競技入賞者】=================

小学6年生初級の部  ③ユウト

=====================================

(パンフレットを持っていないので、カテゴリーが統合されていたらクラス名は違うかもしれません)

午後は組手。

いつも言っているように型だけでは駄目。型は組手に活かすもの。型の体の使い方が組手に活かされてなんぼです。

初の県外遠征の子も多く、一人くらいは入賞して欲しいなと思っていました。

===========【組手入賞者】===================

小学3年生男子初級の部 ①フウマ②マサフミ

小学6年生男子初級中級の部 ③ユウト

======================================

バックボードや表彰台も用意され撮影スペースが用意されていました。

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山陰支部で表彰台独占でした。

 

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優勝はショウキ(米子)。ユウトは準決勝でショウキに負けたみたいですね。

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今回入賞できなかった人も、いつか必ず賞状を持って写真を撮りましょう。

9人の内、試合申込み時白帯が5人。その後の審査で3人が昇級しました。

今回初の県外遠征が7人。みんな挑戦できることが増え、着実に成長しています。

 

たまに初級クラスに上の帯を巻いて出場しているようなケースを見ますが、大会によっては「申し込み後に昇級しても必ず申し込んだ時点での帯を巻くこと!」と注意事項に書いてある場合があります。

8級から7級、5級から4級など大会エントリー後に昇級すると、出場クラスから外れてしまうことがあります。

クラスが変わらない場合は大丈夫だと思いますが、審査受審直後の大会出場時には注意するようにして下さい。

 

いつの日か全員が入賞できるように、私がやっていた入賞する秘策を教えます。

一つの大会に10回出続ける。一年に一回しか開催されない大会なら10年続けて出場することになります。

年2回以上試合に出続ける。

小学1年生から試合に出場したら高校1年まで。

サポーター無しの大人の試合はまた別物なので、そこから数えなおし、19歳で大人の試合に出始めたなら29歳まで。

そうやっていればいつかは必ず入賞できます。

これが簡単そうで難しい。

私と一緒に試合に出ていた選手も、いつの間にかいなくなっていました。

多分、少年部で全日本チャンピオンなった子で、大人で全日本チャンピオンになった人はいないと思います。

そう考えれば、大人の全日本チャンピオンになりたいと思うのなら、少年部の時の結果なんてどうってことない。勉強の内です。

いつの日か全員で賞状やトロフィーを持って写真が撮れるように、稽古も試合も諦めずに続けていきましょう👊

 

三好支部長を始め、広島支部の関係者の皆様お疲れ様でした。

毎回、保護者の方も運営にご協力いただき有難うございます。

幼い頃から見ていた子たちが、スタッフや審判として大会を支えていてとても嬉しく思いました。

きっと社会人や大学生となって忙しい中、都合をつけて手伝ってくれていたと思います。

広島平和杯は、これから若い感性でさらに大きな大会に発展していくような気がします。

来年もまた沢山選手を出場させられるように指導しておきます。

ありがとうございました。

 

保護者の皆様お疲れ様でした。

仕事のため全体の記念撮影前に先に失礼させていただきました。

今回、娘と妻に同行してもらい出雲の子の試合はビデオで撮影しておきました。

後日ビデオを見てから、お子さんたちにアドバイスしようと思います。

私の方で試合に関するダメ出しはするので、勝った子も負けた子もがんばったことを褒めて上げてください。

それが次への力となります。

勝った子は祝勝会。負けた子は慰労会。空手の試合が家族みんなの思い出になったら幸いです。

空手を通じ家族みんなで成長していって下さい。

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2023秋季全日本大会結果

本日10月8日に埼玉県で行われた全日本大会の結果が入ってきました。

青少年団体戦。

山陰支部は1回戦シードで2回戦から。

2回戦の相手は春日部支部。

3勝3敗で旗本数差で勝利。(出雲道場のフウマは技あり判定勝ち)

準々決勝の相手は福島支部。

1勝5敗で敗退。(フウマ合わせ一本負け)

 

中学生男子重量級。

アユム優勝

中学生男子軽量級。

タイガ(米子)準優勝

 

みんなよくがんばりました。

勝手も負けても勉強。今後この経験をどう活かすか重要です。

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アユムは技ありを奪って優勝したそうです。

内容的には良くなかったようですが、とりあえず日本一です。

出雲で指導して19年。初の組手での日本一✨

これもアユムが幼い頃から一緒に稽古してきた多くの先輩たちのお陰です。

先輩たちを追いかけて、がむしゃらに稽古していた少年部時代。

先輩たちが進学で出雲を離れ、就職した先輩たちも仕事で数ヵ月に1回しか参加できず、組手相手が少ない状態。

一日も休まず参加していた少年部の時と違い、中学になり稽古に参加できるのも限られてきました。

相手がいなくても、稽古になかなか参加出来なくても、教えたことを家でやってきました。

今回の優勝で工夫次第で強くなれることを証明してくれました。

 

少年部の皆さん!アユムが良いお手本です。

出来ないことを放っておかずに、一つずつクリアしていけば間違いなく強くなれます。

目指せ日本一!次に続く選手が現われることを期待しています。

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2023西日本大会振り返り3

中学2年生重量級の部。

アユム。

少し上の一番鍛えた世代の稽古を、幼い頃から一緒にやってきました。

コロナ禍で試合に出ない分、身体操作、姿勢作り、運足など、覚えるまで時間の掛かる稽古を丁寧に続けてきました。

「恐らく体力に任せて、突き蹴りでラッシュすれば勝てるだろう。しかし、世の中には自分より大きな人はいくらでもいる。そうなるといずれ勝てなくなる。今は目の前の一勝よりも、体力ではなくきちんと身に付けたもので戦うように!」

そう言って稽古してきました。

その成果が試される大会です。

中学2年生ともなると実績がある選手ばかり。

初戦の相手は4月の全日本で優勝した全日本チャンピオン。

いつも言うことですが、どうせやるなら強い方が良い!やってきたことを試すのには絶好の相手です。

出だしは突きと下段で様子を見ている感じ。

それでも姿勢作りの効果が表れていました。

軽く蹴っても威力が上がっています。

下段で技ありを奪いました。

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その直後、「回転系の技が出しにくかったらこうしなさい」って教えていたことをやっていました。

それからはのびのびとやっていました。

最後は右上段で技あり。

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準決勝は距離を取って動く相手。たしか全日本にも出ていたと思います。

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後ろ廻し

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横蹴り。

後ろに下がられて、どれも当たりが浅く技ありになりません。

下がられることを想定し、そんな時はどうするかやってきたけど、まだ出せていませんでしたね。

蹴り技が危険だと思えば、必ず間合いを詰めてくるから、その時がチャンス。

その時にはこういう技やこういう技。接近戦の方のパターン練習を多くやってきました。

近付いてくれれば、やりたいことができます。

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上段膝蹴りで技あり。

 

決勝の相手は全日本3位。小学生の頃対戦したことのある相手です。

こちらもずっと下がられ距離が合いません。

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良かったのはこの突き。

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相手の蹴りに合わせ、どのタイミングでどこを叩くか、繰り返し繰り返しやってきた技です。

姿勢が出来ていれば、距離とタイミングを合わせ軽く打つだけでも効きます。

派手な技に目を奪われがちですが、こういう地味なことが出来るから大技が入ります。

 

この蹴りを入れたかったらこれをしておく。それが出来ていた場面。

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相手の頭の位置や逃げ方によって蹴り方も変えます。

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こうなったらこう。この位置ならこう。こう動いてきたらこう。

当てる角度が違う。肘の角度が違う。タイミングが違う。

足の位置はこの時はこう。こうなったらこう。

ひたすら技研で直してきました。

地味な稽古よくがんばりました。

 

ある程度、体の使い方や姿勢が作れるようになった上級クラスの人には、私が使っていることを伝えています。

伝えるためには、その前の準備の段階が非常に大切です。

アユムも幼年部から一つずつステップアップして、やっと少しずつ理解出来てきたかなという感じです。

今回出せていたのはやってきたことの半分くらい。

本当に身に付いたかどうかは、自分より大きな相手と対戦した時です。

対戦相手の中には体重40kg差の選手もいました。

「相手の子は凄いよ。自分がこの体格差の相手と対戦することを考えてごらん。その時のために、そういう意識で稽古した方が良いよ」

幼い頃から自分より小さな子と闘うことが多かったアユムに言ってきたことです。

よくそれを意識して稽古していると思います。

 

今回も殆どのクラスで体力指数(身長+体重)が一番大きい選手が優勝しているのではないでしょうか。

そんな中、米子のタイガは軽量級の中でも一番小さいながら見事優勝。全日本に続いての優勝です。

一般上級の部では広島の西森兄弟が決勝へ。自分より大きい選手をおさえ兄弟で優勝を争いました。

 

このルールの良いところは、他の格闘技ではあまりない無差別で行われるところ。

大人の無差別の試合で勝ってこそ真のチャンピオン。

勝ったり負けたりすると思いますが、全て勉強です。

数年後、日本で世界大会が開催されるそうです。

山陰大会に出場していた選手が、世界の舞台で闘い、真のチャンピオンになってくれることを願っています。

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2023西日本大会振り返り2

小学五年生初級の部。

タクミ。

幼年部から稽古を始めていますが、これまで試合では勝てませんでした。

コロナ禍でも自分のペースでコツコツと稽古を続けてきました。

トーナメント表を見て私が「強くなっているから、怖がらずいつも通りやれば勝てるから」と言っても、恐らく半信半疑だったと思います。

一回戦で初勝利。

準決勝、決勝と進み、初勝利どころか嬉しい初優勝。

技ありも沢山取っていました✌

残念ながら、良くなってきた左の突きは出さず、以前の打ち方になっていました。

あの蹴り方なら、今回のように技ありは取れると思いますが、体は柔らかい方が良いです。

柔軟も毎日やりましょう。

出来れば最低週2回コンスタントに来てくれたらもっと強くなれると思います。

さらに上を目指して頑張りましょう。

 

小学6年生初級の部。ユウトとソウマの二人が出場しました。

ソウマ。

トーナメント表を見て、今まで何度も初級クラスで優勝しているし、このクラスで一人だけ大きいので、普通にやれば勝てるだろうと思っていました。

勝ち負けよりも、やってきたことがどれだけ出せるかを楽しみにしていました。

動画が送られてきたので見てみると、

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あれほど注意してきた姿勢が元通り。足が揃ってノーガードです💧
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姿勢も突きの打ち方も、以前のまま。

姿勢が悪いから突き蹴りバランスよく繋がらず、間合いの操作も出来ません。

突きをぶん回して、蹴られそうになったら下がる。

それだとしっかり受けて返せる選手には通用しないからと、時間を掛けて稽古してきたのに全て元通り。

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案の定、拳が流れ顔面殴打💢
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技ありを取ったこの突きも、左手は下がり、右足は床から離れ、顔は左を向いて相手を見ていません。

相手の体格が小さく、受けや運足が出来ていないから勝てていますが、これでは自分より大きい選手や、受けが出来る選手には通用しません。

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良かったのは、前蹴りを意識して使っていたこと。

これだけ悪いところがあっても優勝出来ているということは、直したらもっと強くなるということです。

次の大会までに直して、次は自分より大きい相手に勝って優勝しましょう。

 

ユウト。

別のコートでやっていて、チラッとも見られませんでした。

出雲道場の中では、誰よりも沢山稽古に来て、金曜日は後半も残って稽古してきました。

今回が地方大会初出場。

6年生ともなれば、周りの選手は何年もやってきた子ばかりです。

それでも普段通り動ければ、ソウマとユウトの決勝も十分あると思って楽しみにしていました。

また、映像でも見せてもらえればアドバイスをしようと思います。

 

先ほど動画を見させてもらったので追記です。

一回戦、緊張で肩に力が入り過ぎているものの、「前に出て突いて蹴って蹴って突いて」やってきたことは出せていました。

地方大会初出場で見事一回戦突破しました✌

準決勝は上段を警戒して、重心が後ろになることが多かったです。

こうなると、余計に危なくなります。

警戒して前に出られないから上段が当たってしまいます。

普段通り動けていたら決勝進出も十分可能だったと思います。

3位決定戦の相手は、このクラスで一番上手だったと思います。

体格にものをいわせ、ソウマが勝ちましたが、回転も速く良い動きをしていました。

もう少し受け返しが上手かったら、ソウマも負けていたかもしれません。

今のユウトでは流石に差がありましたが、粘り強く闘っていました。

敗れはしたものの、一日3試合できたことは、大きな収穫です。

次は入賞出来るように、また一緒にがんばりましょう👊

 

私の稽古はこれが出来るようになったら、次はこれ。その次はこれ。というように、一つずつステップアップしていきます。

それが出来るようになったかどうか検証する場が試合です。

勝ち負けは大事ですが、個人的にはそれよりもやってきたことを出すことの方が大切だと考えています。

どんなことをしても、どうでも良いから勝てば良いでは、成長はありません。

試合は試し合い。

大会という舞台があり、相手がいてくれるから、試すことが出来ます。

そういう相手に敬意を払うのが挨拶です。

 

今回審判をしていて、今までにないほど、挨拶の注意をしました。

おそらく普段はみんな出来ていると思います。

緊張して、負けて悔しくて、痛くて…。

追い込まれた時に自分の本当の姿が出ます。

あの場で出た姿が本当の自分です。

子供が挨拶せずに出た時、「きちんとしなさい!」と注意されたセコンドのお父さんがいらっしゃいました。

10人くらいは注意したと思いますが、その場でお子さんを注意されたのは一人だけだったと思います。

一生懸命稽古してきた子供たち。それを支え見守ってきた家族。

みんなで挑んだ大会で負けて悔しいのも、勝って嬉しいのも分かります。

ですが挨拶をして試合場を降りるまでが試合です。

悔しがって親が先にいなくなるのではなく、最後までお子さんの試合を見てあげて下さい。

 

今回、セコンドでスマホで撮影されていた方も大勢おられました。

本来セコンドは選手にアドバイスをしたり、応援したりするものです。

オリンピックの柔道やレスリング、卓球などで、セコンドが入っていますが、そんなところで撮影する人はいません。

とはいえ、セコンドに入っても指示なんて出来ないし、せめて今後のために撮影してあげたいという親御さんもおられると思います。

それなら、「正面に礼。主審に礼。お互いに礼。」とお子さんと一緒に挨拶をしてから撮影を始め、終わってからも挨拶をして欲しいと思います。

 

型の試合の時に立ち入り禁止を無視して、スマホで撮影していたお母さんを見掛け、何人か注意しました。

せっかくの大会で注意をされ気分を害された方がおられたら申し訳ありません。

 

「空手を学んで礼儀を身に付けて欲しい」と、アンケートや入門誓約書に書かれる親御さんが多いです。

しかし、空手の時間より家にいる時間の方が圧倒的に長いです。

お子さんは親御さんの姿を見て学んでいます。

皆さんお子さんのために一生懸命なのは分かりますが、お子さんの一番の先生はお父さんお母さんです。

空手に関わることで、お子さんだけでなく、家族みんなで成長していって下さい。

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2023西日本大会振り返り1

幼年の部。ノリフミ。

審判を終え、一段落したところで幼年部決勝のアナウンスが聞こえ、なんとノリフミの名前が呼ばれたではありませんんか。

正直驚きました。

まだ筋力もないので、突きや蹴りを沢山出すことを目標にやってきました。

決勝は敗れましたが、ずっと突きは出していました。

幼年部はまだ横一線。これから稽古したかどうかで、どんどん差がついてきます。

次は強い突きと高い蹴りを出せるようにしましょう。

 

2年生の部。二人が出場。

ソウタ。

最近突きが強く打てるようになってきていて楽しみにしていました。

残念ながら、強い突きは打たず、押すような突きやちょこちょこと弱い突きばかり。

これでは上段は当たりません。

それでも最後まで止まらず出し続けてことは良かったです。

 

アオイ。

前傾し相手に体重を預けるとバランスを崩すと教えてきました。

やっと直ってきたと思っていたのに、試合では元通り。

圧力もあるので、真っ直ぐ立っていれば、相手が下がったところに上段も当たったはずです。

初めてにしてはよく頑張ったと思いますが、もしかすると上にいけるかもと思っていたので残念です。

また一緒に頑張りましょう。

 

小学3年生の4人。

上級初級の区別がなく、厳しいトーナメントです。

マサフミ。

緊張で何もかも忘れてしまった様子。

金曜日に何をやるか確認し、それをやることだけに集中するように言ったのですが…。

恐らく一発も蹴らなかったのではないでしょうか?体も柔らかいのにもったいないですよ。

まずはやってきたことを出しましょう。

 

コハル。

こちらも緊張して、挨拶の声が小さい。

挨拶の声が小さかったり、きちんと出来ていなかったら、この時点で負けだと教えてきました。

ただ、明らかに自分より強い相手でも、最後まで逃げなかったのは良かったです。

 

タヒロ。

初戦は突きも蹴りもある程度バランスよく出ていました。

回し蹴りを避けられた後の後ろ廻しで技ありを取っていました。

これも突き蹴りバランスよく出ているから出来ます。

初戦を蹴りで勝ったことで、二回戦の前半は蹴りばかり。当たるはずがありません。

逆に後半は突きばかり。突きが強いのが良いところなのに、倒そうと思って力が入り過ぎ。

あれでは自分が疲れるばかりで相手には効きません。

普段やっていないことで、たまたま勝っても何が身に付いたか分かりません。

やってきたことを試しましょう。

 

フウマ。

突きから蹴り。蹴りから突き。苦しくても絶対に休まない!

白帯オレンジ帯の時に身に付けて欲しいことです。

これは完璧に出来ていました✌

強化してきた突きも良かったと思います。

初戦も準々決勝も完勝。

準決勝は、一回戦を見て、この子は強いなと思った選手でした。

体格も力の差もある中、どこまで喰らい付くかと思って見ていました。

今の時点であれだけ出来れば合格です。

こういう相手に勝てるようになってこそ、稽古してきたことが身に付いたということです。

これから、一つずつ出来ることを増やしていきましょう。

 

昔から、関西は強い選手が多いのです。

何かの縁なのか、出雲の子が良い動きになって期待した大会は、ことごとく大阪南の選手に潰されます😢

今回も完敗でした。

強いのはもちろん、倒せる技を持っている選手が多く、毎回勉強させてもらっています。

打倒大阪南!

まずは対等に渡り合えるくらいになりましょう。

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